消費者物価指数(CPI)とは?!算出方法やコアCPI/季調値・原数値まで解説

経済指標
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世界各国で発表される消費者物価指数(CPI)は、国民の生活水準を示す指標の1つです。

消費者物価指数(CPI)とは?!

消費者物価指数(CPI)の算出方法や種類、日本との違いや見方・考え方を解説していきます。

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消費者物価指数(CPI)とは?!

消費者物価指数CPIと呼ばれConsumer Price Indexの略です。

消費者物価指数(CPI)は、消費者が購入するものやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。

消費者物価指数(CPI)で統計する物価(価格)は、消費者の手元に届いた物価(価格)の事を指しています。

ですので、製造元が作っている段階の商品や卸売店から直売店に卸される前の商品は消費者物価指数(CPI)には含まれていません。

最初にも述べた通り、消費者物価指数は消費者が購入するモノやサービスの物価の動きを把握するためのものですので、経済の動向を示すうえでも重要な役割を担っている指標です。

消費者物価指数の算出方法

消費者物価指数の算出方法は、基準を100として現在の物価と比べた場合の数値を表します。

例を出してみましょう。あくまでも仮想の数値です。

2,000年に、家賃8万円、肉3万円、魚2万円、他食材1万円、洋服8万円の計22万円だったとします。この2,000年を100とします。2,020年に、同じ物でかかった費用が30万円だったとしましょう。これは、物価が上がっていると誰もが思うはずです。                 どれくらい消費者の物価指数が上がっているのか、計算する方法は           2,020年の30万円÷100とした2,000年の22万円=1・36                消費者物価指数(CPI)の基準は、100ですので、1.36×100=136.00                                現在(2020年)の物価は、過去(2,000年)物価の136.0%となります。       2,000年から2,020年までの変動を求める場合は、基準値100を引くことで求めることが出来ます。                                     136・00−100=36.0                               物価の上昇率は36.0%ということになります。                    ですので、この場合は

消費者物価指数(CPI)は、136.00                         この20年で、物価は36%上昇したことになります。

消費者物価指数(CPI)の基準値は各国で異なりますので、投資取引をする関連国を調べておくと参考になると思います。

また、各国で多少の計算方法の基準が違ったり、対象となるモノやサービスが違う場合もあるので、基準値を調べる際には一緒に確認すると良いと思います。

前月比や前年比の計算方法

前月比や前年比では、消費者物価指数(CPI)とは多少計算方法が違います。

例えば、2,021年8月の消費者物価指数(CPI)が、104.5だとします。

翌月の2,021年9月の消費者物価指数(CPI)が、110.4だとします。

計算方法は、

(110.4ー104.5)÷104.5×100=5.8%

5.8%の上昇となります。覚えなくても大丈夫です。

前月や前年と比較して、どうなっているかだけ押さえておけば問題ありません。

コアCPIとは?!

コアCPIは、変動の激しいエネルギーや季節的な価格変動がある生鮮食品価格を取り除いたものです。

海外でのコアCPIと日本のコアCPIには違いがあります。

日本は、

コアCPIを生鮮食品を抜いた数値

コアコアCPIを生鮮食品とエネルギーを抜いた数値

海外のコアCPIより、日本のコアCPIは更に細かく数値化したものだということだけ覚えておけば良いと思います。

消費者物価指数(CPI)の原数値と季節調整値とは?!

消費者物価指数(CPI)には、原数値と季節調整値(季調値)が同時に発表されているのを御存じでしたか?

なんとなく見ていると、あまり気づく事ないし、消費者物価指数(CPI)だけに注目してしまって見ていないなんて事もあるかと思います。

ですので、原数値と季節調整値(季調値)について解説させて頂きたいと思います。

原数値は、季節調整値(季調値)を除く前の数値で、統計データの生のデータを示しています。統計した元のデータと覚えておきましょう。

季節調整値(季調値)は、季節変動によって左右される数値を除いた数値になります。

季節変動は、自然条件(天候や気温・季節)、営業日数(2月やGWなど)、制度や習慣(お中元やボーナスなど)、決算期(業績を狙った販売強化など)が含まれます。

もうすぐ夏だからビールが売れそうだな、でも冬は寒いから売れなくなるな。と季節変動を考えらながら指標を見てみると面白いかもしれませんね。

消費者物価指数(CPI)をどのように見れば良いのか?

消費者物価指数(CPI)が上昇していれば物価は上がっていて、減少していれば物価は下がっていると考えられます。

物価が上昇してれば、購買意欲が高まっているか景気後退で物価が上昇しているスタグフレーションという現象が起きている場合が考えられます。

物価が減少しているときは、購買意欲が下がっているか景気が上向きになり物価が減少しているということが考えられます。

消費者物価指数(CPI)の乖離に注意

消費者物価指数(CPI)だけに限りませんが、予想を反した数値結果には、市場は大きく動く可能性もあります。

投資家や経済アナリストの予想だけではなく、他の指標と合わせて確認しておくのが良いと思います。

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