GDPとは?実質GDPと名目GDPの違い

経済指標
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GDPはGross Domestic Productの略で、国内総生産という意味です。

GDPは一定期間に国内で新たに生み出されたモノやサービスの付加価値の事を指します。

モノは、有形物(車や電化製品など形あるもの、製造業)

サービスは、無形物(サービス、サブスクリプションなど形がないもの、サービス業)

GDPには、国内企業が国外で生産した付加価値は含まれません。

ですので、純粋に国内企業が国内で生産された付加価値となりなります。

国内企業が国内で生産された付加価値が数値として発表されますので、前年と同じ時期と比べてどうなっているのか?数値の増減をみることで、国内の景気変動や経済成長を推測することが出来ます。

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実質GDPと名目GDPとは

GDPには2種類あります。

実質GDP名目GDPです。

両方とも同日同時刻に発表されます。

日本では、2月・5月・8月・11月中旬

アメリカでは、1月・4月・7月・10月下旬

中国やイギリスなど各国で必ず発表される経済指標ですので、チェックしておく必要があります。

実質GDPと名目GDPでは、どちらが重視されるかというと

実質GDPの方が、重視されます。

名目GDPは、

モノやサービスの生産された数量に価格をかけたものです。

実質GDPは、

名目GDPに、生産に必要な費用を引いたものです。

生活に置き換えて考えてみるとわかりやすいかもしれません。

このような形で、表向きは年収が上がって生活に余裕が生まれそうに思えますが、実際は引っ越したりして家賃も上がってしまうと、実際に家計としての経済的成長は0%ということになります。

同じように、どんだけモノやサービスといった付加価値が生まれて、表向きは経済が成長しているように見えても、それにかかる費用や物価変動・経済的要因で実際の数値は変わってきます。

ですので、名目GDPより実質GDPが重視されるということです。

名目GDPが2倍や3倍になっても、経済の規模が2倍や3倍になったわけではありません。生産されたモノやサービスの価格が2倍や3倍になれば、比例して名目GDPは2倍、3倍になります。

経済の成長などを知るには、実質GDPを中心に考えた方が良いと思います。

アメリカのGDP発表には注目

アメリカの経済指標は、世界に影響を与えます。

3か月(四半期)に1回発表されるGDPですが、いつもプラスで発表されるわけではありません。

マイナスで発表されるときもあります。マイナス成長です。

マイナス成長の場合は、円高になりやすい傾向がありますが、

2か月連続でマイナスだった場合は、景気後退とみなされ円高が進みます。

プラス成長が続けば、円安になりやすくなります。

アメリカは、良い意味でも悪い意味でも輸入大国です。日本や中国など各国から輸入しています。

ですので、アメリカの経済が鈍化すれば諸外国からの輸入量も減り、輸出していた諸外国の経済も鈍化していくというわけです。

逆に、アメリカの経済が成長の一途を辿っていれば、諸外国の輸出も順調になる可能性が高いです。

このように、アメリカのGDPは世界各国へ影響を与える指標です。

アメリカの経済指標GDPの発表時は、各国の動きにも注目しながらチェックする必要があります。

GDPまとめ

国内の経済成長を推測するために、GDPは欠かせない経済指標です。

モノやサービスの付加価値はもちろんですが、モノがサブスクリプションを使用してサービスに移行するなど時代の変化に合わせた見方も必要になってくると思います。

また、成長したときは何が成長したのか?減速したときは何が低迷しているのか?なども考えてみると、経済の奥深くまで知ることが出来るのはないかと思います。

経済を知ることで、新しい発見もあると思います。

これからの、世界の経済成長を様々な視点で見ていきたいですね。

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