ISM製造業景気指数とは

経済指標
スポンサーリンク

アメリカの経済指標の中でも、いち早く発表されるのがISM製造業景気指数です。

投資会社によっては、ISM製造業景況感指数やISM製造業PMIという文言になっていますが、意味は同じです。

ISM製造業景気指数は、経済の景気転換を知る重要な先行指標ですので、投資を行うのなら知っておくべきでしょう。

スポンサーリンク

ISM製造業景気指数とは

ISM製造業景気指数は、アメリカの経済指標の中でも最重要指標の1つです。

ISM製造業景気指数は、アメリカ合衆国のISM(Institute for Supply Management)が第一営業日に発表する経済指標です。

ISMが約350社の製造業役員に対してアンケートを行い、

新規受注生産雇用入荷遅延在庫

5項目について、『良くなっている』『同じ』『悪くなっている』の三者択一の回答結果を基に算出され数値化されます。

算出された数値を基に、0~100の数値で表されます。

真ん中の数値『50』を分岐点に、

50を下回ると景気後退50を上回ると景気拡大として読み取ることが出来ます。

GDPや消費者物価指数に直接の関係性は考えにくいですが、製造業の指標としては十分警戒する指標であることは間違いありません。

ISM製造業景気指数 5項目の重要性

ISM製造業景気指数は、指標を算出する5項目が存在します。

5項目とは、新規受注生産雇用入荷遅延在庫 です。

この中でも、注目するべきは新規受注生産雇用 です。

順番に解説していきます。

ISM製造業景気指数 新規受注、生産

ISM製造業景気指数の5項目の中で、新規受注と生産には景気動向を示す大きな役割があります。

なぜかというと、

新規受注と生産が増えれば、景気拡大している。

新規受注と生産が減れば、景気後退している。

というように推測がたてられるからです。

例えるなら、人気のゲーム機は新規受注が殺到して、受注に伴い生産が増えますよね。それと同時に会社の景気は拡大しているはずです。

逆にゲーム機の新規受注が減ってくるようであれば、生産数も減ってくる。会社は景気後退というようになるはずです。

同じように、ISM製造業景気指数の項目の新規受注と生産も数値を数値を表し景気を判断するうえで重要な役割を担っているという事です。

ISM製造業景気指数 雇用

月の第1営業日に発表されるISM製造業景気指数の項目には雇用が入っています。

雇用は、アメリカでは重要な要素です。そして、第1水曜日にはADP雇用統計、第1金曜日には米国雇用統計が発表されます。

約350社の製造業のデータではありますが、雇用が拡大しているのか、雇用が減少しているのかを、ADP雇用統計・米国雇用統計が発表前に知る事が出来る貴重な指標と言えると思います。

ISM製造業景気指数とFRB

ISM製造業景気指数は、第1営業日に発表がされます。第1営業日に発表されるという事は、

どの指標よりも早く経済の目安を知る事が出来る指標

という事が言えると思います。

ISM製造業景気指数は、50を基準に下回れば景気後退、上回れば景気拡大と判断されます。

今まで、ISM製造業景気指数が50を下回った場合、金融政策を発表するFRB

利上げをしたことがありません。

もちろん今後はどうなるかわかりませんが、今まではそうでした。

GDPより前に発表されるISM製造業景気指数をFRBも重視しているという事がわかると思います。

それだけISM製造業景気指数は、経済の動向を知る経済指標という事だと考えられます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました